お知らせ

vol.336 食物アレルギー

2018/02/16 アーテック倶楽部ニュース

インフルエンザが猛威を振るっています。厚生労働省の発表によると、インフルエンザによる累積推定受診者数は、なんと約1,111万人!ついに、1,000万人を突破しました。まだまだ右肩上がりで患者数が増えているそうです。予防には手洗い、うがい、マスクはもちろんの事、インフルエンザウイルスは免疫が落ちている場合に感染しやすいので、十分な睡眠をとって、栄養たっぷりの食事を摂りましょう!!自分を甘やかしてあげることも大切ですよ!!

★★★食物アレルギー★★★

今から50年前には日本では「アレルギー」は、ほとんどありませんでしたが、現在では国民の3人に1人が何らかのアレルギーを持っているといわれています。最近では様々な食品にアレルギーが認められようになってきたのも特徴で、以前ではみられなかった 果物・野菜・芋類などによる食物アレルギーの報告もされています。今回のニュースでは食物アレルギーについていろいろ調べてみました。

■アレルギーの原因食物

食物アレルギーを引き起こすアレルゲン食品として卵、牛乳、小麦の割合が多くなっています。その他、サバやイカなどの魚介類、バナナやキウイフルーツなどのフルーツ、大豆、ピーナッツ、ソバなどがあります。これらの原因食品は年齢によって割合が異なります。成人型アレルゲンとして言われている、エビ・ カニ、魚類、果物は年齢とともに著明な上昇傾向を示しています。その為、小児型(卵・牛乳・小麦・大豆など)と成人型(エビ/カニ・魚類・貝類・果物など)に食物アレルゲンが分類されはじめています。

新しいタイプの食物アレルギー

■口腔アレルギー症候群

近年報告が増えていている新しい食物アレルギーのタイプで幼児・学童・成人に認められます。 成人の女性に多いとされ、原因抗原としては果物(キウィ、メロン、モモ、パイナップル、リンゴなど)あるいは野菜です。口腔内の症状だけの場合が多いのですが、ショック症状を呈することもあります。欧米では以前からシラカバの花粉との交叉反応が指摘されており、シラカバの自生地域に多く認められていました。我が国でも花粉症との関連性が考えられています。

■食物依存性運動誘発性アナフィラキシー

非常にまれな疾患ではありますが、ある特定の食物と運動の組み合わせで蕁麻疹から始まりショック症状にいたる場合があり食物依存性運動誘発性アナフィラキシーといいます。原因抗原として頻度の多いものは小麦・魚貝類などです。具体的な例として、小麦・魚貝類などの昼食を摂取した後に昼休みにサッカーなどで激しい運動をした場合に蕁麻疹の出現に始まり、喉頭浮腫、喘鳴などの呼吸器症状を伴いショックにいたる場合があります。てんかん発作と間違われてしまう場合もあります。

■ラテックスアレルギー

ラテックスアレルギーは、皮膚と天然ゴム中のラテックスタンパク質との接触により、赤み、かゆみ、じんましんなどの皮膚障害が発現するものですが、ラテックスアレルギー患者は、栗やバナナなどの果物を食べてラテックス・ フルーツ症候群を発症することもありますので、果物の摂取にも注意が必要です。

―― 出典:厚生労働省 ――


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「感電にご用心」
業務用の縦型炊飯器を掃除しようと、いつも食缶をいれるところに手をつっこんだら「ビリッ」と刺激が!!えっ危なくないの??静電気かしら??そんな疑問を今回から満を持して登場の新キャラクターが解決しにやってきます!!