お知らせ
vol.289 厨房での怪我・事故を防ぐ
2014/03/20 アーテック倶楽部ニュース
3月に入り、ようやく暖かい日が増えてきました。
春もすぐそこまで近づいて来ていますね!
今月のアーテック倶楽部ニュースは「厨房での怪我・事故を防ぐ」をお届けいたします。
厨房で発生しうる怪我や事故の事例と、原因・対策案を紹介いたします。
◆ケース1:転倒事故
「厨房の床で滑って転倒し、腕を数針縫う怪我をしてしまった」
原因:スチームコンベクションオーブンやフライヤーなどの
加熱調理機器付近の床が油や調理くずで汚れており、滑りやすい状況になっていた。
対策方法:床の汚れは目に見て「汚れている」と判断できますので、
汚れている箇所は、特に念入りに清掃を行うようにし、
また、厨房内で使用する靴は滑りにくい物をご使用ください。
★転倒事故はこんなところでも!
厨房出入り口のドア付近での転倒。
原因:アルミやステンレス製のドアの戸あたり(床とドアの境目箇所)で
滑ってしまった。
対策案:出入り口前にはマットを敷き、靴底の水分や汚れを落とせるようにしましょう。
戸あたりに滑り止めテープを貼り、未然に転倒を防ぐことも出来ます。
◆ケース2:切り傷
「洗い場シンクでの洗浄中に、手を切ってしまった」
原因:シンクに漬けていた食器の中に、割れた食器があったことによるもの。
対策方法:食器の割れは怪我だけでなく、破片が異物混入の原因にもなります。
割れや欠けを発見したら速やかに処分しましょう。
★水を張ったシンクに、刃物が入っていたことに気が付かず、
手を入れてしまったことによる切り傷事故も起きています。
調理器具の管理方法の周知徹底をしましょう。
◆ケース3:発注忘れ
新しく覚えることや、新たな対応など、配慮することが多く、
やらなきゃと思っていた発注をうっかり忘れてしまう事ってありますよね。
対策方法:発注については栄養士の仕事ですから逃げようがないですね。
後回しにしたことは、メモなど取って確実にこなすようにしましょう!
★慌てて買い出しに出て、事故に遭うこともあるかもしれません。
落ち着いて一つ一つを丁寧に作業しましょう。
季節が変わり、新たなスタッフが厨房に増える際には、
再度厨房スタッフ全員で作業方法や調理器具・機器の扱い方法を確認し、
正しい使用方法が守られるようにしてください!
機器の使用方法、調理器具の保管方法のご相談もアーテックにお任せ下さい☆
詳しくは、フリーダイアル
「0120-842-581」までお問い合わせ下さい。
■自慢のレシピ
☆鰆の桜蒸し~春の香り~☆
桜を使ったお菓子はたくさんありますが、
メインとなりうる料理はなかなかありませんよね。
皆さんのレシピの一つに入れてください!
~材料~(10人分)
- 鰆切り身 10切れ
- 酒 適量
- 桜の葉の塩漬け 10枚
- 桜の花の塩漬け 10個
~作り方~
- 鰆に酒をふり、臭み抜きをする
- 桜の葉、花の塩を洗い落とし、30分ほど水に浸して塩気を抜く。
※鰆に塩を使わないので、塩気は抜きすぎない方がいいです! - 鉄板に桜の葉を並べ、その上に鰆をのせ、さらに花を添える。
- スチコン予熱後スチームモードで10分蒸して出来上がり!
桜の葉と花でサンドイッチした鰆の上品な香りをお楽しみください♪