お知らせ
vol.278 回転釜とスパテラ
2013/04/19 アーテック倶楽部ニュース
-毎月第3金曜発行-
回転釜とスパテラ
4月のアーテック倶楽部ニュースは「回転釜とスパテラ」をテーマにお送りします。
初めての機器・調理器具に戸惑う方も、これまで馴染みの方も、それぞれの使い方や特徴を改めて確認してみてください!
◆回転釜の特徴
回転釜にも仕様がたくさん!回転釜の内釜には鋳鉄・アルミ・ステンレスの3種類があります。
それぞれに長所と短所があることをご存知でしたか?!!
・鋳鉄内釜
煮物や炒め物の調理に適しています。
鋳鉄に皮膜を作る「金気止め」処理を行うことで、錆びにくくなりますが、
塩分の強い汁物(味噌汁や吸物)には適していません。
・アルミ内釜
汁物や茹で物の調理に適しています。
炒め物調理は、バーナーの炎が当たる釜底に焦げができやすいため、適していません。
また、空焚きをしてしまうと、釜底に穴が開いてしまう可能性があります。
材質としては3種の中では一番柔らかいため、スパテラの材質によっては傷がつきやすいので気をつけて扱ってください。
・ステンレス内釜
茹で物や蒸し物調理に適しています。
「ステンレスって錆びないですよね?!」とお客様からご質問いただくことがありますが、
汚れた箇所や、傷になった箇所から少しずつ腐食していきます。「錆びにくい性質」と覚えておいてください!
◆スパテラについて
呼び名:スパテラ、スパテル、ヘラ、杓子(しゃくし)、えんま棒、みやじま など
材質:樹脂製、ステンレス製、木製
【特徴】
・樹脂製
耐熱温度:100~200℃程度(それぞれ耐熱温度が違うので、確認の上ご使用ください)
利点:欠けにくい、乾燥機にかけられる
欠点:重い、握りが太い、高温下では溶けたり変質したりする
・ステンレス製
耐熱温度:1000℃以上
利点:頑丈、熱に強く乾燥機にかけられる
欠点:扱いによっては鍋釜を傷つけてしまうことがある
・木製 耐熱温度:直火に弱い
利点:手に馴染む、柔らかい
欠点:水分を含むともろく欠けやすく、乾燥すると割れて異物混入の原因となる
湿ったまま放置すると雑菌の温床となる
◆スパテラの一般的な使用上の注意点
①調理途中、スパテラを釜内に入れたままにすると焼損・変形してしまうため、
台車など衛生的な場所に置くこと
②内釜の破損の原因となる為、釜の縁や内面を叩かない
「 自慢のレシピ 」
なにかと緊張することが多い4月にぴったり
癒し効果大のマサラチャイでブレイクタイム!
<マサラチャイ>
☆材料 -2人分-
・シナモンパウダー:ひと振り
・生姜スライス:2枚
・紅茶葉:8g
・水:160cc
・牛乳:160cc
・砂糖:小さじ2
<作り方>
- 水を鍋に入れ、シナモンパウダー、生姜スライスを入れ、火にかける
- 沸騰したら紅茶葉を入れ、火を弱め2分煮出す
- 牛乳と砂糖を入れ、焦げないように時々混ぜながら1分半煮る
- カップに茶漉しで注ぎ分けて出来上がり
※生姜はチューブのおろし、紅茶もティーバックで充分!お好みの分量を見つけてくださいね♪
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