お知らせ
vol.221 ニュークックチルについてパート2
2008/07/18 アーテック倶楽部ニュース
日本列島 どこも暑く猛暑日や真夏日を記録しているようですね。この暑さで、食中毒警報が発令されている地域も多いようです。いっそう気をひきしめなければなりませんね。そんな中、前回のニュースでご紹介した、「涼厨」の資料請求にたくさんの方にお問い合わせを頂きましてありがとうございました。まだ、資料 請求されていない方、間に合いますので、どうぞ、ご連絡くださいね。
◆ニュークックチルについてパート2
今回も前回に引き続きニュークックチルについて取上げてみました。ニュークックチルシステムの主要機器として再加熱カートがあります。今回はその再加熱カートについてご紹介致します。
●再加熱カートの色々
再加熱カートは大きく分けて2種類、コンベクション方式(熱風強制対流方式)・コンダクション方式(底面加熱方式)あります。コンベクション方式は熱風で食器全体を加熱する為、メニュー・食器に制限が少なく、導入し易いカートです。コンダクション方式はトレイについているIH・ヒーターによって食器の底面を加熱し熱伝 導で温めるタイプで、加熱部分全体に熱風を送り加熱するコンベクションタイプと異なりトレイ毎に埋め込まれたIH・又はヒーターが発熱し食器の底を加熱する為、コンパクトで場所を取りませんが、コンベクション方式はトレイが平らなのに対し、コンダクション方式のトレイは食器の大きさに合わせ凹凸が有り専用食器が必要と なります。
●再加熱できる献立
コンベクション方式ではご飯、味噌汁、煮物、焼き物(魚・肉)、麺類、天麩羅、卵料理、パンなど殆ど従来の献立のまま食事を提供できます。勿論、嚥下食・ミキサー食・刻み食など形状や量の異なる食事も一緒に温める事が出来、オールクックチルが可能です。コンダクション方式では底面からの熱伝道で加熱する為、煮物・餡 かけなどの水分が多い献立は再加熱に適していますが、焼き物・揚げ物は底面のみでの加熱では工夫が必要です。又、御飯は底面のみの再加熱では上手く温まりません。汁椀は再加熱後は底面が熱く持つ事は出来ません。ご飯・汁物は再加熱後に後付け、おかずも工夫と制限が必要となります。
●食器について
コンベクション方式では専用食器は要りません。穏やかな熱風で食器全体を包み込む為、メラミン・陶器等材質・形状を選びません。又、食器の数(メニュー数)もトレイに乗れば何品でもOK。コンダクション方式ではトレイに埋め込まれたIH・又はヒーターに合わせた専用食器が必要です。専用食器の底面は熱 伝導する材質で高 温になる為、特殊強化磁器製の専用食器となります。
●ニュークックチル講習のご案内●(主催:服部工業株式会社)
・・・ セミナー内容 ・・・
・ ニュークックチルシステムとは ・ 様々なニュークックチルシステム導入事例
※ クックチル・クックフリーズした食事を熱風式再加熱カートで再加熱し、ご試食頂きます
服部工業株式会社ニューマーケット事業部まで
【開催日時】2008年9月3日(水)13:30~16:00開始
(受付13:00)予備日:9月17日(水)
【開催場所】大阪ガス株式会社業務用総合厨房センターラ・コンテATC(大阪市住之江区)
【参加費】無料 (定員15名)
参加ご希望の方、詳細のお問合せはアーテック倶楽部事務局までお問合せ下さい。
■フリーダイヤル:0120-842-581 ■フリーFAX:0120-842-860
■メール:new-market@hattorigroup.com