お知らせ
vol.212 食育について
2007/10/19 アーテック倶楽部ニュース
最近、トマトに含まれるステロイド化合物に動脈硬化を予防する新たな有効成分があることが判明したと新聞に掲載されていました。抗酸化作用を持つとされる成分リコピンやビタミンCも多く含まれていますし、まさにトマトは健康野菜ですね。ただ、残念なのは、旬がすっかり過ぎてしまい、安くておいしいトマトが手に入りづらい季節になってしまいました・・・
◆食育について
食育基本法が施行されてから、2年が過ぎ、食育という言葉も定着してきました。しかしながら、まだまだニュースで、食品の偽装、消費期限の偽装などの悲しいニュースを目にする事が多いですよね。それは食に対する意識の希薄さが原因だと言われています。だからこそ、食育の大切さが問われています、 今回は、国をあげての取組みが本格的になってきた、食育について調べてみました。
◆そもそも「食育」って何なの?
① 生きる上での基本であって、知育、徳育及び体育の基礎となるべきもの
② 様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てること
つまり、私たちの心も身体も「食」の上に成り立っているということですね。
◆食育基本法とは?
「食育基本法」は、平成17年7月15日より施行された法律です。食育に関する基本理念を定め、国民の健康と、豊かな人間性を育むため、食育の推進を課題とし、現在及び将来にわたる、健康で文化的な国民の生活と、豊かで活力ある社会の実現に寄与することを目的として、つくられました。食育基本法には、「食育は、食に関する適切な判断力を養い、生涯にわたって健全な食生活を実現することにより、国民の心身の健康の増進と豊かな人間形成に資することを旨として、行われなければならない。」とあり、食育の方向性が述べられています。他にも、栄養バランスの崩れや、食生活の乱れ等からおこる、生活習慣病の問題を改善しようという課題も、盛り込まれています。
◆国の具体的な取組みは?
「学校、保育所などでは指導体制の充実の為、早期に栄養職員が配置されるよう、現職の学校栄養職員が栄養教諭免許を取得する為の講習会を積極的に開催したり、学校給食において、地場産物を生きた教材として食に関する指導に活用していく為の研究調査を行っているそうです。
国が食育に本格的に取り組んでいく為の重要なパートナーとして、栄養士さんに大きな期待を寄せています。栄養士の活躍の場が今以上に広がりそうですね!! そして、食育がもっと浸透し国民一人一人が食について考える時間をとれるようになると良いですね。
☆自慢のレシピ☆
今回は病院給食様からの自慢のレシピです!
「 皮なししゅうまい 」
材料 *1人前(g)*
- 豚ミンチ 40
- 玉葱みじん 20
- デンプン 2
- 帆立貝柱水煮 10
- ねぎ 10
- 干し椎茸 2
- しょうゆ 2.5
- さけ 1
- ごま油 1
- 塩 0.1
- 胡椒 0.01
- でんぷん 4~5
- レタス 20
- アルミカップ
<作り方>
- 材料はすべてみじん切りにする(レタス以外)
- 玉葱はみじん切りにしたあと、デンプンをまぶしておく。
- 材料を混ぜ合わせ調味する。
- 人数分に丸めた肉団子にデンプンをまぶしつける
- アルミカップにちぎったレタスを敷き、③を載せてむし焼きにする
投稿者コメント:たねにデンプンをまぶしてつるっとした食感を味わいます。飲茶風のメニューで好評でした。コンベクションオーブンの蒸し機能を利用したレシピです。
会員の皆様より自慢のレシピを引き続き大募集中です。
ぜひ、ご協力お願いします♪