お知らせ
Vol.143 BSEについて
2004/10/22 アーテック倶楽部ニュース
秋も深まり、外を歩いていると金木犀の良い香りがします。それなのに、また台風が発生して、せっかくの秋晴れも束の間でした。今年の台風は大型のものがいくつかありました。被災地の皆様に、お見舞いを申し上げます。
■BSEについて■
平成13年9月以来、日本で確認されたBSE感染牛は13頭(平成16年9月)です。各地の行政では、検査体制についての議論がなされています。今回は、BSE検査方法と、日本と米国の対策について取り上げてみました。
【検査方法】
- エライザ法
抗原抗体反応を利用した検査方法の一種。病原体などの有無を目印のついた抗体を用いて検出する方法で、早く、簡単なのでBSE検査の一次試験に用いられる。 - ウエスタン・ブロット法
たん白質の混合物の中から特定のたん白質を検出する方法。BSE検査では、異常プリオンを分離し、特異的に結合する抗体を用いて、その存在を確認する。エライザ法で、陽性と判断された場合に、免疫組織化学検査、病理組織学的検査とともに確認検査として用いられる。
【BSE対策・日本と米国】
=日本=
◆特定危険部位として除去する箇所
すべての牛の、①頭部(頭蓋、脳、三叉神経節、眼、扁桃を含む)、②せき髄、③せき柱(背根神経節を含む)、④腸のうち回腸遠部位(小腸のうち最後の2m程度)
◆と蓄場において、全頭検査を実施しております。(死亡牛は24ヶ月齢以上のすてべの牛)
=米国=
◆特定危険部位として除去する箇所
30ヶ月齢以上の牛の、①頭蓋・脳・三叉神経節・眼、②せき髄、③せき柱・背根神経節、④すべての牛の小腸全体と扁桃
◆と蓄場において、一部を抽出検査しております。
【輸入再開はいつ?】
BSEの国内検査からの「20ヶ月齢以下の牛」の除外を政府が決定する方針と報じられていますが、不安がのこるようです。各自治体では、全頭検査を続けるところもあります。反面、20ヶ月齢以下の牛を検査対象から除外しても、現在と特定危険部位除去装置を変更しなければ、リスクが増加することはないのでは?という意見もあります。最終的な基準はやはり、「安心」「安全」ですよね。
☆自慢のレシピ☆
今回は学校給食様からの自慢のレシピです。
☆ びっくりドーナツ ☆
<材料 1人前(g)>
- ホットケーキミックス 15
- 卵 15
- 牛乳 10
具(5種類)
- 角チーズ 10
- かぼちゃ 15~20
- さつま芋 15~20
- ミックスベジタブル 15
- ブロッコリー 15~20
<作り方>
- 野菜は食べやすいように一口大に切り加熱する。汁気を切っておく。
- ホットケーキミックス、卵、牛乳を入れてよく混ぜ合わせておく。
- 油を熱し、具を一つずつ衣をつけてキツネ色になるまで揚げる。
投稿者コメント:食べてびっくり何が入ってるのか分からない。野菜を食べさせるためのアイデアドーナツです。食べるまで分からないので自然に食べられたようです。好評に気をよくしてフルーツを細かく切ってよく混ぜスプーン2本を使って丸めながら落とし揚げします。
★自慢のレシピを送ってくださった皆様、本当に有難うございます!
★引き続き自慢のレシピを募集しております。