お知らせ
Vol.138 食育
2004/08/13 アーテック倶楽部ニュース
本格的な夏到来です!!青い空・白い雲!海も山も色鮮やかで美しいですよね。最近気になっているのは, 青森県で開発中の「スカイブルーのバラ」です。これも遺伝子組み換え技術なんですよ。夏の空の色をしたバラ、見てみたいですね!
◆食育について◆
最近、学校給食での地産地消など、「食」に対する話題が増え、一般的にも浸透してきましたね。そこで、今回は「食育」を取り上げてみたいと思います。食べる事というのは、生きて行く上で重要な部分です。食べなくては死んでしまうし、食べてはいけないものもあります。安心して、食生活を営めるよう、私たちに出来ることを大切にしていきたいですね。
◆食育とは・・・
消費者が望ましい食習慣の実現及び食の安全について、自ら考えることを促進するとともに、子どもの頃から「食」の安全、「食」の選び方や組み合わせ方などを教え、「食」について考え、自ら判断する能力を身につけさせる取り組みです。
◆なぜ必要なのでしょう?
昭和55年頃には、バランスのとれた理想の食生活であったのに対し、現在では不規則な食事の形態に代表されるような食生活の乱れが生じています。偏った食生活を送ることで、生活習慣病の原因にもなります。核家族化が進む中で、孤食が増え、家庭内での食に対する伝達が困難になってきたこともあります。孤食は青少年の精神面に与える影響も大きいとされています。
また、社会の中で、食の安全・安心に対し、消費者の不安が高まっています。食品を提供する側だけでなく、消費者も食品の生産、加工、流通や安全性について正しい知識を持ち、自分の食べるものを自分で選ぶ能力を身に付けるためにも必要なことです。
◆どのような取り組みがあるのでしょう?
食育には大まかに、2つの取り組みがあります
- 食生活の改善に取り組むための目標として策定されている『食生活指針』を実践していく為の「食育」
- 食の安全・安心に関する「食育」
◆最後に・・・
これは、私が京都の禅寺で聞いたことです。
食事を始める時の「いただきます」という言葉には、食物に対して、「あなたの命を頂き、私の命を繋げます」という意味もあるそうです。その一言に、食物を作った方々・調理してくださった方々・食物そのものへの感謝の気持ちも含まれます。
豊かな心と健康な体を造る根元にあるのは「食育」です。出来ることから少しずつ、取り組んでいきたいですね。
☆自慢のレシピ☆
今回は学校給食様からの自慢のレシピです。
◆魚のみぞれかけ◆
<材料 1人前(g)>
- 白身魚(切り身) 60
-A-
- 濃い口しょうゆ 0.8
- しょうが 0.4
- 酒 1
- 片栗粉 1
- 揚げ油
- きゅうり 14
- 大根 7
- 酢 1.8
- 砂糖 1.5
- 塩 0.15
<作り方>
- 魚にAで下味をつけでん粉をつけてカラっと揚げる
- きゅうり、大根をすりおろし、調味する(水気は絞り過ぎないように加減してください)
- 魚の上に②をかける
投稿者コメント:夏にあっさりと色のきれいな料理です。当調理上ではきゅうり、大根は丸ごとゆでた後すりおろしています。
★自慢のレシピを送ってくださった皆様、本当に有難うございます!
★引き続き自慢のレシピを募集しております。