お知らせ
vol.70 狂牛病と肉骨粉
2001/10/12 アーテック倶楽部ニュース
とうとうアメリカで起きた同時多発テロ事件から1ヶ月が過ぎ、アフガニスタンへの米国の武力行使が始まりました。多数の命が犠牲になることを悲しく思います。
できるだけ早く、事件が解決することを望まずにはいられません。
狂牛病と肉骨粉
狂牛病を蔓延させた原因として注目されている肉骨粉。
よく耳にする言葉ですが、どういうものなのか、どのような作り方をしているのか、実は解らないところが多いのではないでしょうか?
今回は肉骨粉について考えてみたいと思います。
そもそも…
今回の狂牛病が猛威を振るう原因となった肉骨粉ですが、なぜ肉骨粉が原因となって狂牛病が広がったのでしょうか?
この肉骨粉という飼料は、たんぱく質やカルシウムが豊富なので、牛・豚・鶏などの家畜の餌に混合して与えられてきました。 牛で起こる狂牛病と同じように、羊でも脳がスポンジ状となってしまうスクレイピーという病気があります。
スクレイピーの原因も異常プリオンと言われるたんぱく質が原因となっています。
このスクレイピーに感染した羊の肉骨粉を牛に与えたことにより、狂牛病は広がったと推定されます。
どのように製造するの?
簡単に申し上げますと、動物の死体、くず肉、骨などを煮て脂肪を除去し、粉末にしたものです。
昔から動物から脂肪を除去することを行っており、ろうそくや石けんなどに利用されていました。
脂肪を採取したあとのかすは捨てられていたのですが、栄養面が注目され、動物飼料として利用されるようになりました。
現在の肉骨粉製造方法は連続処理法というもので主に3種類有り、加熱条件は133~145℃で60分間加熱されるもの、100~145℃で60分間加熱されるもの、104~123℃で15分間加熱がされるものとなっております。
しかし皆様ご存じの通り、プリオンはこの程度の温度では不活化せず、肉骨粉の中に残り、それを食べた牛が感染する、とされています。
肉骨粉の将来
一般廃棄物として焼却処分が決まった肉骨粉ですが、環境省は10月5日、再生セメントの材料にも使えるよう特例措置を設けることを決めました。
セメントは1400℃程度で処理して製造するため、異常プリオンだけでなく、あらゆるたんぱく質が分解され、安全性には問題がないとされています。まだまだ問題が山積みで、解明していない部分も多いですが、一刻も早く安心して食事ができるようになってほしいものです。
狂牛病の詳細資料への多数のご依頼ありがとうございました。資料をお届けするのが遅れてしまいました方々には、大変ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。アーテック倶楽部では、狂牛病の詳細資料をFAX・郵送にて皆様にお出ししております。 まだ狂牛病詳細資料をお持ちでない方や、新しい情報が欲しいという方、肉骨粉の詳細資料ご希望の方は下記連絡先までご連絡ください。
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さて、今回も皆様から頂いた自慢のレシピを1品ご紹介します。
☆今回は病院様からの自慢のレシピです!☆
◆パンプキンサラダ◆
材料(g) 南瓜(エビス) 60 ゆで卵 20 マヨネーズ 10 塩 0.2 胡椒 少々
●作り方
南瓜は1センチ角に切って蒸す(レンジでもOKです)
ゆで卵も南瓜と同じくらいにきる
1と2をマヨネーズであえ、塩と胡椒で味を調える
投稿者コメント:このメニューは子供からお年寄りまで幅広く使う、南瓜の目先の変わった献立として独居老人の給食サービスでも好評なメニューです。
自慢のレシピ随時受け付け中!多数のご応募お待ちしております!