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VOL.411「正しい中心温度の測り方できていますか?」
2024/05/15 アーテック倶楽部ニュース
調理で加熱する際には必ず食品の中心温度を計測しますが、どのように計測したらいいか意識したことはありますか?改めて正しい計測方法を学んでいきましょう。
目次
- 【正しい中心温度の測り方できていますか?】~基本的な計測方法~
- 【正しい中心温度の測り方できていますか?】~センサーの差す長さに注意しましょう~
- 【正しい中心温度の測り方できていますか?】~センサーを差す時間にも注意~
基本的な計測方法
※煮物及び炒め物の場合 (大量調理衛生管理マニュアルより)
①全ての点において75℃以上に達していた場合には、それぞれの中心温度を記録するとともに、その時点からさらに1分以上加熱を続ける。
※ノロウイルス汚染の恐れのある食品の場合は85~90℃で90秒間以上。
※中心温度を測定できるような具材がない場合には、調理釜の中心付近の温度を3点以上測定。(煮物の場合は1点以上)
②複数回同一の作業を繰り返す場合にも、同様に点検・記録を行う。
センサーの差す長さに注意しましょう
メーカーと商品により違いますが、センサーの先端だけを差し込むと外気に干渉することがあるので、なるべく深く差し込みましょう。厚みがない食材は、一番厚みのある中心部に差し込みましょう。
センサーを差す時間にも注意
差してから2秒以上待たないと正確な温度がでない場合があります。1個目と2個目の温度では温度上がりが違うなどはこの場合に当たります。
自社の給食センターでは、HACCP管理者資格を持つスタッフがいます。
HACCP導入支援・講習会も行っていますので、気になった方はぜひご相談ください。
【アーテック主催】HACCP導入支援・講習会も行っております。
参照:https://www.qleanair.jp/guide/air/1884