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VOL.409「今すぐできる厨房のカビ対策・除去方法」
2024/03/20 アーテック倶楽部ニュース
普段皆さんが働いている厨房では、水を多く使い湿度が高い場所が多いため、カビが発生しやすい環境です。しかし食事にカビが混入した場合には、食中毒を発生させたり、感染症や癌を発生させたりしてしまう恐れがあります。
今回はいますぐ出来るカビ対策・除去の方法についてご紹介いたします。
目次
そもそもカビとは…
カビは、「真菌」と呼ばれる生物で、菌糸の先端から栄養分や水分を吸収して、胞子で増殖します。カビは、8万種以上の種類があり、厨房では、クロカビ、アオカビ、コウジカビなどが見られます。
カビが発生しやすい環境
- カビが育つのに最適な温度は、夏前後の梅雨など湿気の多い25~28度になります。
- カビは湿度が65%を超えると繁殖しやすくなり、湿度が上がれば上がるほど繁殖スピードも上がるという特徴があります。
- カビの栄養には、デンプンや糖分が最適です。人の垢やホコリなど様々なものが栄養となります。
カビ対策
温度湿度管理
カビが成長できる温度は0~40度、湿度は65%以上になります。調理場の天井など湿度が高くなりやすいので、除湿機などの使用による、適切な湿度管理が重要です。
空調機の清掃
空調設備はホコリがたまりやすく、結露も発生しやすいので、定期的な清掃をすることでカビの栄養分を取り除くことが必要です。
防カビ剤塗装
カビが成長しないように、防カビ剤を塗布しておくことも有効な対策です。
防カビ塗装施工事例はこちら
発生したカビの除去方法
カビが発生したら、①表面の胞子を殺菌②カビ本体の殺菌③カビや薬剤を洗う④乾燥の手順で除去します。
表面の胞子を殺菌するには、エタノールを吹きかけてしばらく放置すれば、表面の胞子は死滅します。カビ本体の殺菌には、次亜塩素酸ナトリウムをペーパータオルなどに染みこませてから、表面を叩くようにして拭き取ります。
ちゃんと対策できるか自信がない…
カビがすでに発生している、湿気がひどくて心配、何度も防カビ塗装しているか効果がないなど、心配事があれば、まずは是非お気軽にアーテックへご相談ください。
お客様の厨房にあった最適なカビ対策・対応をご提案します!
参照:https://www.qleanair.jp/guide/air/1884