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Vol.395 慢性的な人手不足解消!クックチル

2023/01/18 アーテック倶楽部ニュース

病院や介護施設、障がい者福祉施設などの大量調理施設では、人材不足が大変な悩みになっています。
その解決方法として今、計画的に調理し効率的な運用が行えるクックチルニュークックチル方式に注目が集まっています。
今月はその導入のポイントを紹介します。

クックチル・ニュークックチル方式とは?

  • クックチル
    加熱調理した食品を3℃以下に急速冷却、食事提供時に再加熱して盛り付ける調理システム。 
  • ニュークックチル
    急速冷却した食品を事前に器に盛り付けして、提供時に器ごと温める調理システム。

導入の3つメリット

①作業の効率化
・提供前に全てを1から調理するのではなく、事前調理を行うことで、調理作業のピークを平準化

②安全性の向上 
・時間に追われなく調理を行うため、加熱・冷却の温度を決めたものに確実に行うことができる
・ニュークックチルの場合、確実に温かい状態で提供が可能

③人手不足対策 
・スタッフの朝の早出を減らし、調理工程をまとめて行うことができるので人員削減できる。

導入するには?

  • 調理工程を人任せではなく、システムとして構築
  • チルド状態、フリーズ状態に適さないメニューがあるで、今ある献立の調理工程やメニューの見直し
  • スチームコンベクションオーブンや、プログラム調理が行える攪拌機能付き釜など、レシピ化できる調理機器で効率化
  • 栄養計算ソフトをクックチル対応に変更する可能性がある

 外部よりクックチル調理行った食材を受け入れる方法もあり、障がい者支援施設などでは食事加算制度の対象になります。

お気軽にご相談を

クックチル・ニュークックチル化実現には、経験ある厨房機器メーカーによる専門家やコンサルタントに依頼することをお薦めします。

当社が運営する岡崎クックチルセンターでもクックチル方式で運営を行い、配食サービスを展開しており、一緒に運用の立ち上げを行うコンサルタント部門がありますので、ぜひお気軽に相談ください。

▼ アーテックで運営 クックチル方式の給食センターのご紹介動画はこちら