お知らせ

Vol.389 レトルト食品の導入について

2022/07/19 アーテック倶楽部ニュース

ステイホームの影響と手軽さから、年々需要が高まっているレトルト食品。
常温保存できるため、調理物を販売するのにとても便利なものです。
新規事業としてレトルト食品を扱いたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください!

レトルト食品とは

レトルト食品はレトルト殺菌に使用される袋をレトルトパウチ

殺菌された食品をレトルト食品と呼び、殺菌温度120℃殺菌時間30~60分が最も一般的です。
レトルト殺菌した商品は商業的な無菌状態にできるので常温流通が可能となります。

◆ レトルトによる加圧加熱殺菌法という科学的根拠が確立されており、保存料・殺菌剤を使用せず安全
◆ 真空下で処理されるため、ビタミンなどの栄養素の消失が少ない
◆ 常温流通品で長期間(1年から2年)の流通が可能
◆ 短時間で湯加熱などの調理が可能
◆ 軽量なので持ち運びしやすく、開封も容易

レトルト加工に必要な機器

シーラー(真空包装機)

専用のフィルムに調理品を入れ、空気を抜き密封シールすることで中身の劣化を防ぎます。
レトルトパウチ袋やホットパック袋等やシールに使用されます。

岡崎クックチルセンターではチルドや冷凍の弁当・総菜を全国に届けています。
実際どのように行っているか是非動画でご覧ください!

   

レトルト装置

コンパクトなサイズもあり、温度・時間・排水温度などを設定、
パウチをセットしてスタートボタンを押すだけの簡単操作です。
マイコン制御で基本的には全自動運転となっており電子レンジ並み手軽さです。
食品の温度は芯温センサーで表示され、レトルト食品を安全に管理します。
加熱調理後すばやく冷ますための給水による冷却機能もあります。

参考:独立行政法人中小企業基盤整備機構