お知らせ
Vol.390 厨房の熱中症対策
2022/08/17 アーテック倶楽部ニュース
厨房内での環境は、通常の室内に比べても湿気が多く気温も高い状態になりやすいです。
今月は皆さんが働く環境を良くするにはどうしたらいいかご説明します。
熱中症は、からだ(体調管理)と行動(長時間作業、水分補給不足)、
環境(気温が高い、湿度が高い)により引き起ります。それぞれ対策していきましょう。
からだ・行動
- スポーツドリンク、塩分タブレットなどを用意して、作業中であっても15分に1回などこまめに水分補給するように声をかけ、適宜休憩を挟むなど、配慮が必要です。
- 十分な睡眠と栄養のバランスが取れた食事をとり、体調の変化に気をつけ、ご自身も周りも無理はしないようにしましょう。
環境
「施設は十分な換気を行い、高温多湿を避けること。 調理場は湿度80%以下、 温度は25℃以下に保つことが望ましい (大量調理衛生管理マニュアル)」 |
こんな方法があります
- 温湿度計を設置し現在どれだけの環境なのか把握して調整をする。
- 高温多湿な厨房に合わせて、吸い込み温度が高温でも対応できる厨房用業務エアコンを導入する。
- 天井換気システムを空調として導入する。
フードによる一般的な厨房と比較すると、消費エネルギーを抑えられ、静かで人が立っているところが涼しくなります。
- スポットクーラーを導入する。
吹き出しダクトで人に冷気を当て、排気ダクトで室内に熱気を排出するタイプが便利です。
岡崎クックチルセンターでは
天井換気システムを加熱調理室で導入しております。
また今年の夏は、電気料の問題があるため、大型のエアコンではなく、新たにスポットクーラーを一番熱い洗浄室に導入しました。